総合課税と分離課税

所得の種類には10種類ありましたよね。
その10種類の所得の税金計算方式には大きく分けて分離課税総合課税の2種類があります。

分離課税というのは、それぞれの所得について個別に税金を支払わなければなりません。

例:退職金を100万円もらい、株式で30万円の損をした。
退職所得と株式等の譲渡所得は分離課税なので、別々に税金を計算しなければいけません。
100-30の70万円に対して税金を計算したいところですが・・・
マイナスの所得に対しての税金はゼロですので、100万円の所得を元に税金を計算しなければなりません。

それに対して総合課税は、まとめて税金を計算できます。
上記の例だと、70万円に対して税金を計算するというイメージです。

【総合課税のできる所得】

・総合課税
・配当所得
・不動産所得
・事業所得
・給与所得
・譲渡所得
・一時所得
・雑所得

【分離課税となる所得】

・山林所得
・退職所得
・土地等の譲渡所得
・株式等の譲渡所得
・利子所得

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