豊田佐吉

豊田佐吉(とよださきち)
1867年3月19日、静岡県湖西市に生まれる。

貧しい農家に生まれる。父・伊吉は大工であり佐吉も後を継ぎ大工になったが、母が朝から晩まで機織りの重労働に苦労している姿を見て、「少しでも母を楽にさせたい」「国の為に何が出来るか」を模索するようになり、発明家への道を志すようになる。

1890年に東京での内国勧業博覧会にて外国製織機を見て、独力で「豊田式木製人力織機」を発明し、コストを最大限におさえ、当時主流だった外国産の機械より一桁安い価格で瞬く間にシェアを広げた。この無駄を抑える発想が後の「トヨタ生産方式」の原点となった。

長男は「トヨタ自動車工業」を創業した豊田喜一郎、甥にはトヨタ自動車第5代社長の豊田英二、孫は第6代社長の豊田章一郎、第7代社長の豊田達郎がいる。

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