決算書の種類には、商法と証券取引法によって多少の違いがあります。
何故、異なった形式で決算書を作成しなければならないのかという事ですが、おおまかには以下の点が挙げられます。
・商法の決算書 = 株主・債権者保護を理念としている
・証券取引法の決算書 = 投資家保護を理念としている
難しく言うならば、商法の開示制度は、会社経営者の受託責任の遂行状況や会社の債務弁済力ないし配当支払能力を把握するのに役立つとおもわれる情報を開示 しているのに対し、証券取引法の開示制度は、会社の収益性や成長性、企業集団の業績などを把握するのに必要な情報を開示しているということです。
次は決算書の内容についてです。
| 商法 | 証取法 | |
|---|---|---|
| 決算書の呼び名 | 計算書類(等) | 財務諸表 |
| 内容 | ①貸借対照表②損益計算書③営業報告書④利益処分案⑤付属明細書 | ①損益計算書 ②貸借対照表③財務諸表付属明細書④利益処分計算書キャッシュフロー計算書や連結財務諸表なども含まれます。 |
決算書の内容も様々あることがお解かり頂けたかと思いますが、以下の書類は特に重要視されています。
① 貸借対照表
② 損益計算書
③ キャッシュフロー計算書
この3つの決算書類を読みこなすことで、より正確に企業を選別することが出来るようになりますので、ポイントだけでもぜひ覚えていきましょう。
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