簿記の歴史/決算書の基礎から解説。

   
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    簿記の歴史

・簿記の歴史は意外と古いんです

簿記は、ヴェニス地方で商人たちが行っていた記帳法を記述したものです。
1つの取引を借方と貸方に記録する(いわゆる複式簿記)という単純でいて、的確な記録方法ですね。

これが600年以上も前に考え出されていたことに本当に驚かされます!

世界で複式簿記を広く知らしめたのが、ルカ・パチオリ著の「スムマ(大全)」(1494年)でしょう。
内容は当時ヴェネチア商人が利用していた簿記法を詳細に紹介するもので、財産目録の作成、日記帳、仕訳帳における処理、各勘定の取り扱い、決算などの項目についてかなり詳しく記述されています。
まさしくここに書かれた簿記の手法が諸国の簿記の原型となっていくのです。

そして日本に西洋式簿記が入ってきたのが明治6年。その5年後の明治11年には森下岩楠、森島修太郎の2名による共著である「簿記学階梯」、その8年後の明治19年にも海野力太郎による「簿記学起源考」がでています。では日本で一番最初に西洋式簿記を紹介した書物は何かというと、福沢諭吉による「帳合之法」であると言われています。
ただこれは、アメリカの商業学校の簿記テキストを翻訳しただけのもののようですね。




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