貸借対照表とは何?/貸借対照表の基礎から解説。

   
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    貸借対照表とは何だろう

貸借対照表とは、企業の一定時点(決算日)における資産・負債・資本の総括表であり、企業の財政状態を表したものです。

余談ですが、英語ではBalance Sheet(B/S)と言うことから、わたしが監査法人にいた頃は「貸借対照表」と呼ばず、「ビーエス(B/S)」と呼んでいることが多かったです。貸借対照表に比べて言い易いですしね。

貸借対照表
資産 100 円 負債 50 円
資本 50 円
合計 100 円 合計 100 円

・左図のように、貸借対照表の左側の合計額と右側の合計額は必ず一致します。つまりバランスします。
これがBalance Sheet(バランスシート)の名前の所以です。

これを計算式で表すと、資産=負債+資本 あるいは、資産−負債=資本となります。


試しに武田薬品工業の17年3月期の連結貸借対照表で資産の部合計と負債、及び資本の合計を見比べてください。

  武田薬品工業 17年3月期の連結貸借対照表 (pdf形式)

合計が一致している事がおわかり頂けましたか?
貸借対照表は、これら資産・負債・資本をひとつの表にまとめますから、資産の状態や負債の状態は良好か、資本は十分かなどを知るのに便利です。このような資産・負債・資本の状態や関係を財政状態といいます。

それでは良い貸借対照表と悪い貸借対照表の例を簡単に挙げてみましょう。

・良い財政状態の貸借対照表の例
貸借対照表
資産 100 円 負債 20 円
資本 80 円
合計 100 円 合計 100 円

資産が多ければ多いほど良く、負債は少ないほど良いというのは言うまでもありませんね。


・悪い財政状態の貸借対照表の例
貸借対照表
資産 100 円 負債 150 円
資本 - 50 円
合計 100 円 合計 100 円

この例では資産よりも負債の方が大きく結果的に資本がマイナスとなっています。いわゆる「債務超過」という状態です。つまり、現金を100万円しか持っていないのに借金が150万円あるわけですから、借金を返せないという財政状態なのです。
これは、倒産の一歩手前という会社に多くみられる貸借対照表です。


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