棚卸資産で利益は左右される/貸借対照表の基礎から解説。

   
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    棚卸資産で利益は左右される

・過剰在庫は利益圧迫の基

棚卸資産の持ちすぎは、利益に大きな影響を及ぼします。
まずは棚卸資産が過大かどうかを知るための計算方法を知っておきましょう。

棚卸資産回転期間
棚卸資産回転期間 : 棚卸資産 ÷ 売上原価 × 12(ヶ月)
棚卸資産が売上原価の何ヶ月分残っているかを表す指標です。短いほど良く、滞留在庫などが混じっていれば長くなる傾向があります。

棚卸資産構成比率
棚卸資産構成比率 : 棚卸資産 ÷ 総資産 × 100
総資産のうちの、棚卸資産が占める割合を表しています。前期との比較、他企業との比較に役に立ちます。

棚卸資産が増加すると利益が圧迫される原因ですが、棚卸資産(資産)が増えるということは、同額の負債(借入金など)が増えるということを意味します。ということは借入金の支払利息が増加し、利益が減るということです。
負債を増やさずに、同額の資産を減らすと仮定した場合、例えば預金が棚卸資産に変わったと考えても、預金分の受取利息が減少しますので、利益が少なくなるということです。

もちろん在庫が多すぎると、保管料や保険料もかかりますし、時間と共に在庫が痛む可能性も高くなるため除却しなければならないかもしれません。


・過少在庫は利益圧迫の基

いくら過大在庫が利益を圧迫すると言っても、過少なものも問題があります。
過剰在庫を恐れて、品切れをしてしまい、せっかくの儲けのチャンスを逃してしまうこともあります。

結局のところ、品切れのために生じる損失と、保有する在庫費用をはかりにかけて適正在庫を決めることが大事です。


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