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    株式市場にショックなニュースが出た場合の対応

値幅制限を知った上で、もし市場に大きなショックを与えるニュースが出た場合冷静に考え対応していかないといけません。
その時に私たちができることはどういうものがあるでしょうか。

■直接会社に問い合わせてみる

個人投資家は専門家に比べて情報が少ないので、関心がある会社に直接電話で問い合わせることは世間の情報に惑わせれずに正確に判断で出来るようにするために必要不可欠な行動です。特にバブル崩壊以降多くの会社では、安定株主を確保するために個人投資家に株を買ってもらおうと努力するようになって来ています。
会社はIR(投資家に対する広報)に力を入れているので、個人投資家の質問などに対して、丁寧に応じてくれる場合が多くなってきています。

■心がけるべき行動とは

何かがきっかけで大幅に株価が下がったときには、「大きなチャンスがうまれているかもしれない」ということを認識して、少し先の将来を見通して素早く行動できるようにしておくことが重要です。そのためには経済の基本的な仕組みを理解する必要があります。なぜなら経済の知識がないと情報を自分の力で判断することができないからです。

普段の経済ニュースがわかるくらいの最低限の経済の知識がなければ、直接会社に問い合わせて見たところで、適切な質問をすることもできなければ、会社側の返答を正確に理解することもできません。危険な状況なのに「チャンス」と勘違いしたり、せっかくのチャンスを気付くことができず結果的に損してしまうことになったりします。

「急がば回れ」経済の基礎を勉強することは遠回りにも思えますが、まずは少しガマンして基礎をしっかり押さえてみましょう。そうすれば、情報をしっかり自分の頭を使って判断できるようになり、根拠のない怪しげな情報に惑わせれて大損してしまうこともなくなるでしょう。

世の中にあふれている様々な情報に振り回されないで、キチンと自分で判断できるようにする「情報判断力」を身につけ、確信がもてる投資方法を見つけられるようにするにはまず経済の基本的な仕組みを理解することが必要不可欠です。


◆ワンポイント情報

・上場って何?
会社が自分の会社の株を「証券取引所」を通して売買できるようにするということです。上場するためには「証券取引所」の定めた様々なルールにパスする必要があります。そして、上場し続けるためにも、ルールを守り続ける必要があります。そのため上場している会社は証券取引所の厳しいルールをキチンと守られているということにもなるので、一般に上場している会社は社会的にも信用が高くなります。

・上場廃止って何?
会社が倒産した場合や、証券取引所のルールを破ったりした場合、その会社の株は上場が取りやめになります。つまり「上場廃止」になります。
上場廃止になると、証券取引所での株の売買ができなくなるので、その会社の株を売りたくても、買い手を見つけることができず、売ることができなくなったりととても不便になります。そのため株価は急落してしまいます。しかし、上場廃止が決まってもすぐに売買ができなくなるわけではありません。

東証の場合、上場廃止になる可能性が出てくると、投資家に知らせるために「管理ポスト」という特殊な場所に割り当てます。ここで最終的に廃止になるのか調査が入ります。そして実際に「上場廃止」が決まったら「整理ポスト」という最後の場所に割り当てて一定期間(通常は1ヶ月)だけ最後の取引ができるようになっています。

ちなみに「上場廃止」になったとしても、会社が利益を出している限りは、その株を持ち続けていると会社から「配当」はもらい続けることができます。
いくら上場廃止になったとしても、会社が倒産しない限りはその会社の株の価値は「ゼロ」にはならないのです。


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