M&Aの影響/株式投資の基礎

   
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    M&AがEPS、BPSに与える影響

・M&AがEPS、BPSに与える影響

買収や合併、提携についてはこちらで説明したとおりです。
それでは、買収や合併がEPS(1株当たり利益)やBPS(1株当たり株主資本)に与える影響はどうでしょうか。
・EPS(1株当たり利益)=当期純利益を発行株式総数で割ったもの。
・BPS(1株当たり株主資本)=株主資本を発行株式総数で割ったもの。

まずは買収ですが、買収した側は買収先の企業からの配当金収入が増えるのみです。なのでEPSもその分増加するだけです。
買収だけでは株式数に変更が無いため、ややこしい調整計算はありません。
連結決算にすればグループ内取引は消去されますので、その配当収入も消去されますが、買収先企業の利益や純資産がプラスならばEPSとBPSは共に増加することになります。

合併の場合は、1対1の合併比率でかつ減資をしなければ、すべての資産、負債、資本勘定は相互の取引は消去した上で引き継がれます。合併新企業のEPS、BPSは合併前企業の合計に近いと考えてよいでしょう。加重平均化されるので、もし、合併主体側の指標が高ければ、相手先の悪さに引っ張られて悪くなります。

そもそも、両者間の財務内容や収益力に格段の差があれば合併比率で調整されることになります。
例えば、EPS、BPSが2対1のA、Bの2つの企業が、合併比率1対2(A社株式1株とB社株式2株が等価)で合併すれば、合併企業のEPS、BPSはA社のものと変わりなくなります。



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