循環取引 / 売上の水増し / 架空取引

   
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    ニュースで読み解く「循環取引」講座

ここでは、最近よくニュースで耳にする「循環取引」とはどういうものなのか?について見ていきたいと思います。

まずは、最近実際に行われていた循環取引に関する記事です。
冷凍食品大手「加ト吉」(本社・香川県観音寺市)グループを巡り、商品を動かさずに伝票上で売買する不明朗な「循環取引」が繰り返された疑いのある問題で、同社が設置した弁護士、公認会計士らによる外部調査委員会が、2006年までの6年間で総額数百億円にのぼる循環取引を認定したことが2007年4月21日、わかった。

調査委は「不適切な取引」と指摘した調査結果をまとめ、同社に提出した。売上高が水増しされた粉飾決算の疑いもあり、同社は今週中にも、東京証券取引所に報告し、調査結果を公表する。
(読売新聞)


 循環取引とは?

循環取引とは、架空の商品を複数の業者間で転売し、売り上げを水増しする不正取引に該当します。
商品は業者間を転々とした後、最初の企業に戻ってくる形になり、この企業からまた転売が繰り返され、各業者の帳簿上で売上金と注文だけが循環し、収益の水増し操作が続きます。


 循環取引の例

   循環取引の簡単な例
・A社が原価100万円のパソコンを101万円でB社に売り上げる。
・B社は利益を出すために、101万円で仕入れた商品をC社に102万円で売り上げる。
・C社は102万円で仕入れた商品を103万円で元のA社に売り上げる。
・そしてA社は原価103万円の商品をまた、B社に売り上げるといった具合です。

結果、売上の額がどんどんふくらみ、会社規模を実態以上に大きく見せることが出来るというわけです。
この一連の取引を伝票や書類上だけで行うのが架空循環取引です。

ただし、上記のように、それぞれが利益を上乗せして売買を繰り返すので結果的に行き詰る結果となります。


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