粉飾決算

   
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    粉飾決算の手口

ここでは粉飾決算にありがちな会計操作のパターンを見ていきましょう。

@ 架空の売掛金と売上の計上、売上時期の操作をする。

架空の収益が計上されるわけですから、あからさまな利益の水増しですね。その他に、翌期の売上を当期分として計上して売上原価を翌期に計上したり、不良債権を償却しないままでいるなど、売掛金は粉飾決算の宝庫と言っていいでしょう。
監査を行う場合も、売掛金に一番の時間を割きます。

A 棚卸資産の水増し、不良在庫を除却処理、評価減しない。

不良在庫は、もう使いものにならない資産ですので、除却処理もしくは、評価減として費用処理しなければなりません。
また棚卸資産の実際の数字を水増しして資産に計上するなど、棚卸資産に関する粉飾のパターンも多く見られます。

B 引当金の計上

貸倒引当金ならば、回収見込みの全く無い売掛金に対する引当を小額に見積もったり、退職引当ならば、計算式を操作して少なく計上したりします。


その他、費用なのに資産として計上したり、減価償却費を少なく計上したり、当期の費用として処理すべきものを翌期に繰り延べたりと粉飾決算の手口は様々です。

粉飾を見抜くポイントは前期や更に前の事業年度の数字(科目自体の金額と比率)と比較することです。
もちろん細かい部分まではわかりませんが、異常に数値が変化していたりするとその内容を調べてみるとすぐにわかってきます。当然、会計監査も全ての科目について必ず前期比較を実施します。


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