法人税の基礎

そもそも法人とは、会社や組合といった社会関係で生じた結合体で、個人以外のことです。
この「法人」の払う税金のことを、法人税といいます。

法人税も個人事業と同じように、収入から費用を差し引いて残った利益に対して税率をかけて税金を求めていくことになります。

法人税の計算は、1事業年度に対して計算します。
例えば3月決算の会社であれば、4月から翌年の3月の1年間に対しての税金を求めます。
この事業年度は会社によって違いますので、個人のように1月~12月と決まっているわけではないんです。
日本では3月決算の会社が圧倒的に多く、次いで12月決算の会社が多くなっています。

そして、法人税には個人にある所得控除というものが、ほとんどありません。
個人にはそれぞれの事情がありますから、そういった控除がたくさん用意されていますが、法人にはそれがあまり無いのです。

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