学校法人会計 学校法人会計 一般の企業会計とは異なる「学校法人会計」について解説しています。 幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校、大学、専門学校などで必要になってくる学校法人会計の学習やお仕事にお役に立てれば幸いです。 学校法人会計のコラム 学校会計の仕組み。ストックとフローのお話 私立学校の会計に適用される「学校法人会計基準」が改正… 学校法人会計入門編 学校法人会計について 作成しなければならない計算書類 学校法人の会計制度 学校法人の会計原則 学校会計の手順 消費収支計算書 貸借対照表と消費収支計算書の見方 資金収支計算書 資金収支計算書の見方 資金収入調整勘定と資金支出調整勘定 基本金 基本金とは 基本金の種類 基本金の身近な例え 無料ダウンロード 計算書類と減価償却明細表のエクセルファイルがダウンロードできます。 ダウンロードページへ 仕訳例 期首「支払資金」残高1030を各出納帳に開始記入する。 前期末前受金を学生生徒等納付金収入に替える。入学金520、施設設備資金310。 当年度授業料1880、入学金70、施設設備資金45、父兄よりの寄付金35を小切手及び現金にて受け取る。 前期末未収入金27が銀行へ振り込まれる。 後援会より人件費補助の目的で30を小切手にて受領する。 都道府県より経常費助成90が銀行に振込まれる。 授業料過納分10を現金にて返還する。 (教)機器備品80、その他の機器備品15、図書32を小切手にて支払う。 前期末未払金25を現金にて支払う。 所有株券を90にて売却し、現金を受取る。 本年度返済期分の長期借入金(施設用)300を利息15とともに小切手にて返済する。 設備拡充引当特定資産たる貸付信託400を解約、元本とともに利息45が当座に振込まれた。 校舎増築用地代金550、整備費用と仲介料35を小切手にて支払う。校舎増築に着手し、着手金150を小切手にて支払う。 銀行へ短期借入金の元金150を小切手にて返済する。 銀行から運転資金として短金借入金100を借り、利息6を差引いて当座へ振込まれた。 人件費を支払い、所得税と共済組合掛金を差引いて現金で支払う。教員人件費1420、職員人件費480、また源泉所得税他預り金は86であった。 所得税36と共に共済掛金105(内法人負担分55、内教員分40、職員分15)を小切手にて支払う。 銀行預金および有価証券の利息と配当30と、校舎使用料15を受取り当座へ入れる。 教員退職金40を現金にて支払う。 退職給与引当特定預金より25を現金にて引出す。 諸経費を次のとおり小切手にて支払う。(教)消耗品費37、(教)光熱水費55、(教)修繕費70、(教)その他の経費38 諸経費を次のとおり現金にて支払う。(管)消耗品費12、(管)公租公課3、(管)その他の経費30 入学案内領布収入15を現金にて受取る。 入学検定料35を現金にて受取る。 次年度の入学決定者より入学金600施設設備資金350を現金にて受領する。 退職給与引当特定預金へ普通預金より35を振替える。 期末支払資金を時期繰越支払資金へ振替える。 期末の未払金は次のとおり。なお、公租公課5は等年度分消費税である。(教)消耗品費15、(管)消耗品費6、(管)公租公課5 未収入金を次のとおり計上する。授業料35、退職金社団収入5 所有株券90の収入に対し、帳簿価格は75であったので差額を調整し、有価証券売却収入の勘定を相殺する。 退職金支出40を退職金社団収入5及び退職給与引当金35と相殺する。 図書の現物寄付20を後援会より受ける。 期首販売用品40を補助活動事業収入に振替える。 期末棚卸販売用品45を補助活動事業収入(支出)に振替える。 本年減価償却額計上は次のとおり。建物・教育用60・管理用15、(教)機器備品35、(管)機器備品10 機器備品は総合償却にて本年末で次のものは耐用年数経過、帳簿価格がゼロとなったので簿外処理する。教育用45、その他15 退職給与引当金繰入額は45と算出された。 図書のうち、18を除去する。 基本金組入額を704と算出する。(但し、第1号基本金に係わる額1,104、第2号に係わる額△400)