給与所得とは、サラリーマンが会社からもらっている給料やボーナスのことです。
1年間にもらった給料やボーナスなどの収入金額から給与所得控除額を差し引いた残りの金額が、給与所得の金額となります。
収入金額 ― 給与所得控除額 = 給与所得
給与所得にかかる所得税については、会社が支払いの都度天引きをする源泉徴収制度が採られていますので、基本的には確定申告の必要はありません。
サラリーマンでも確定申告をしなければならない人
・給料と賞与の年間収入合計額が2,000 万円を超える人
・給与所得と退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人
・2ヶ所以上から給与をもらっている人
また、年の途中で会社を退職した人、たくさんの医療費を支払った人や多額の寄付をした人などは税金が戻ってくる場合があります。
事業所得と給与所得は、混同しやすいですのでどちらになるかという区別は以下の3項目により判断します。
・給料が固定されているか
・継続して仕事があるか
・独立して仕事をしているか、それとも上の指示に従って仕事をしているか