土地 [勘定科目別]

どんな科目?

土地とは、事務所、工場、店舗の敷地や社宅用地など経営目的で長期間使用する際に、処理される科目です。

実務におけるチェックポイント

①不動産取得税、登録免許税は取得価額に含めません。
②土地購入の際の手付金は、移転登記が完了するまで建設仮勘定で処理。
③経営目的に直接関係のない賃貸目的の土地は、その他投資として表示可。

仕訳例

土地を購入し、代金は手形で支払った。
借方 貸方
土地 5,000,000 設備支払手形 5,000,000
土地購入の際に手付金を支払っていた土地の権利移転が完了した。
借方 貸方
土地 500,000 建設仮勘定 500,000
土地を取得価額より高く売却できた。売却代金は未収である。
借方 貸方
未収入金 7,000,000 土地
固定資産売却益
5,000,000
2,000,000
50年前に取得していた事業用土地を再評価した。
借方 貸方
土地 10,000,000 再評価に係る繰延税金負債
再評価差額金
4,000,000
6,000,000

※実効税率40%の場合

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