どんな科目?
貯蔵品とは、消耗品や消耗工具、事務用品などを処理する科目です。
販売を目的としないもの、例えば未使用の文房具やイベント時に作ったテレホンカード、工場用の未使用な工具などです。
実務におけるチェックポイント
①実地棚卸と残高明細の突合。
②小額で重要性の乏しいものや、毎期一定的に発生するものはわざわざ貯蔵品としなくても、費用処理で済ませた方が管理が楽になります。
仕訳例
経理用の伝票を100冊(@1,000円)まとめて購入した。 | |||
借方 | 貸方 | ||
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貯蔵品 | 100,000 | 現金 | 100,000 |
決算になり、実地棚卸をしたところ上記伝票が10冊残っていた。 | |||
借方 | 貸方 | ||
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事務用品費 | 90,000 | 貯蔵品 | 90,000 |