基本金とは

わたしは学校の経理担当者から学校法人の会計はわかりづらいということをよく耳にします。

何がわかりづらいかと聞いて一番最初に出てくるのが基本金です。

これは一般の企業でいうところの資本金と似ています。

ただ、資本金というのは誰かが出資したお金ですよね。

しかし、基本金はもともとは寄付金であり、学校が安定して経営できるようにその後毎年一定額を組み入れたものです。

会計基準の文言ををそのまま抜粋すると以下のようになります。

基本金とは帰属収入のうちで学校法人の永続的維持のために必要不可欠となる資産の源泉収入を消費支出に充当させないために把えられた貸方勘定である。

学校法人が、その諸活動の計画に基づき必要な資産を継続的に保持するために維持すべきものとして、その帰属収入のうちから組み入れた金額を基本金とする。

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