会社というのは、1つ1つの取引を記録として残しています。
給料を支払ったり、商品を仕入れたり、お金を借りたり、どんな取引でもです。
その取引を1年間分まとめて、決算に出来上がるものが、決算書です。
(3ヶ月分なら、四半期決算、半年分なら中間決算といいます。)
決算では、普段処理しきれない取引を付け加えて決算書を完成させることになります。
例えば、減価償却費の計算やたな卸しの評価などです。
そしてその決算書の利益をもとに、法人税を計算していくことになります。
決算書の利益に税率を乗じて税金を計算するならば話は早いんですが、実際は利益に様々な項目を加減算して課税所得を計算し、その課税所得に税率を乗じて法人税は計算されます。