売掛金 [勘定科目別]

どんな科目?

売掛金とは、商品を売り上げた際に、代金が未回収の金額です。いわゆる「ツケ」です。
受取手形とともに売上債権と言われます。
売掛金の管理は得意先元帳でおこない、実務上一番ミスが出易くやっかいな科目なので記入処理は慎重に!

実務におけるチェックポイント

①年度末は売掛金残高を確認するため、各社に確認をとりましょう。
②売上高計上基準は継続しているか。期末日における繰上げ、繰り延べの処理は重要です。
③不良債権となるようなものは、貸倒引当金の設定に注意。

仕訳例

A社に商品を売り上げ、代金は掛とした。
借方 貸方
売掛金 10,500 売上
仮受消費税
10,000
500
決算となったので、上記売掛金に貸倒引当金を設定した。
借方 貸方
貸倒引当金繰入額 200 貸倒引当金 200
A社が倒産したため、貸倒れとなった。
借方 貸方
貸倒損失
貸倒引当金
仮受消費税
9,800
200
500
売掛金 10,500
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