修繕費 [勘定科目別]

どんな科目?

修繕費とは、有形固定資産の補修に要する費用を処理する科目です。
都合上修繕が翌期以降となる場合には、修繕引当金繰入額として費用を計上し、同時に修繕引当金として負債に計上します。
また、数年に1度行われるような大修繕に対して計上されるものが特別修繕引当金です。

実務におけるチェックポイント

修繕費なのか資本的支出なのか(資産として計上すべきか)の区分に注意。
補修をして価値が少しでも増加するようならば資本的支出となります。

仕訳例

台風により倉庫の窓が壊れてしまったため、補修した。
借方 貸方
修繕費 50,000 現金 50,000
災害により、倉庫の屋根が破損したが修理は来期に行う予定である。
借方 貸方
修繕引当金繰入額 3,000,000 修繕引当金 3,000,000
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