どんな科目?
手元にある現金や現金等価物(すぐに現金に換金可能なもの、例えば小切手など)のことです。現金勘定とは別に分離した支払資金がある場合は小口現金という 勘定を使うこともあります。
実務におけるチェックポイント
①金銭出納帳と実際現金残高との突合。
②毎月末には現金実査を行いましょう。
仕訳例
普通預金から10,000円引き出した。 | |||
借方 | 貸方 | ||
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現金 | 10,000 | 普通預金 | 10,000 |
配当金10,000の領収書を換金した。 | |||
借方 | 貸方 | ||
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現金 仮払税金 |
8,000 2,000 |
受取配当金 | 10,000 |
※源泉所得税が20%の場合
月末に帳簿と現金を突き合わせてみたところ、5,000円の過不足となった。 | |||
借方 | 貸方 | ||
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現金過不足 | 10,000 | 現金 | 10,000 |
期末まで原因が不明な場合は、雑損失や雑収入に振り替えましょう!