株主資本等変動計算書とはその会社の利益をどう使ったのかをあらわす書類です。
以前は「利益処分計算書」といっていました。
株主資本等変動計算書の例
下の株主資本等変動計算書はある企業のものです。
2段に分けて書いていますが、本来は横にひと続きになっています。
しかし、横にひと続きで作成する場合、スペース上困難な場合もあるため、株主資本と評価・換算差額等の間で区切って2段にわけて表示する方法も認められています。
また、株主資本等変動計算書には注記が必要となります。
その概要は以下のとおりです。
① 当該事業年度の末日における発行済株式数の数
② 当該事業年度の末日における自己株式の数
③ 当該事業年度中に行った剰余金の配当に関する事項
④ 当該事業年度の末日後に行う剰余金の配当に関する事項
⑤ 当該事業年度の末日における当該株式会社が発行している新株予約権の目的となる当該株式会社の株式の数
② 当該事業年度の末日における自己株式の数
③ 当該事業年度中に行った剰余金の配当に関する事項
④ 当該事業年度の末日後に行う剰余金の配当に関する事項
⑤ 当該事業年度の末日における当該株式会社が発行している新株予約権の目的となる当該株式会社の株式の数
株主資本等変動計算書のポイント
・株主資本等変動計算書には注記が必要。
・株主資本等変動計算書は2段にわけて作成しても良い。
・株主資本等変動計算書は2段にわけて作成しても良い。