どのようにして将来の給付を貸借対照法日現在の貨幣価値ベースで表現するか

割引係数=1/(1+割引率)t ・・・t はべき乗を表す

・従業員Aに関するデータ

定年退職日   20年3月31日
予想退職時期別の期末までの発生額

予想退職時期    期末までの発生額
x1年3月31日    1,000円÷(1.03)  =971円
x2年3月31日    1,060円÷(1.03)2 =999
x3年3月31日    1,100円÷(1.03)3 =1,007
x4年3月31日    1,150円÷(1.03)4 =1,002
省略
20年3月31日    2,000円÷(1.03)20=1,107

なお、貸借対照法日はx0年3月31日とし、割引率は3%とする。
各退職時期ごとの退職給付債務は上記のとおり計算されたとして、当期末までの発生額を年数による割引率により割引計算し、これらを合算した値が従業員の退職給付債務になる

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